【古着】Levi's 歴史やロッド番号別の違いを追求!
街で見かけるオシャレな人のデニムはLevi'sがほとんど。
今回はそんなデニム界の王様Levi'sの魅力を写真と共にお伝えします!
実は正式名称はLevi'sではなくLevi Strauss&CO.(リーバイ・ストラウス)
アメリカ合衆国を拠点とするアパレルメーカーです。
起源はなんと1世紀以上も前の1853年です!!
創設者のリーヴァイ・ストラウス氏がサンフランシスコに設立した雑貨屋・生地商が前身になっております。
元々はファッション用でもデニムパンツでもなかった!?
ゴールドラッシュの当時、金鉱で働くワーカー達の意見を聞きキャンバス生地を使用したワークパンツとして商品化しました。
しかし働くうちに破けてしまうという難点があり耐久性の高いパンツへと進化
そこから生地は現在のデニムへと変わり、仕立屋のヤコブ・デイビスからリベットでポケットを補強するという当時では革新的なアドバイスをもらい、1890年に共同で特許を取得し製作したのが最初のロッド番号Levi's501です。
数あるロッド番号の違いを写真と共に紹介します!!
Levi's「505」
元々501は作業着として作られました。
その後ウエストコーストの大学生間でファッションとして流行り出し、そこで1967年にたくさんの人に親しんでもらえるよう開発したのが505です!
若干のテーパードシルエットになっており足を細く長く見せる事ができます。
その為、ガタイがよくスキニーが履きづらい方にオススメの形です!!
Levi's「606」
隠れた名品番と呼ばれる606
1965年に登場した、ファッションジーンズの先駆者的存在です。
505よりもグッと細いシルエットが特徴のアイテムです。
スキニージーンズの多くがローライズなシルエットに対し、606は股上はグッと深めです。
近年復刻が出たこともあり、再注目のアイテムです!!
Levi's「550」
70~80年代にかけてアメリカなどではパンクロック全盛期
スキニージーンズを各ブランドが展開する中で、1985年にカウンターアクションとしてLevi's550はリリースされました!
腰回りにゆとりを持たせ、ゆったりとしたシルエット
リラックスした着心地の為使い勝手も良く名モデルと称賛されるアイテムです
Levi's「560」
近年注目されているLevi's560ゆったりとしたルーズシルエットが特徴のジーンズです。
太ももはゆるく、テーパードが効いたアイテム。
その為、裾幅も狭くコンバース等の底の浅いスニーカーとの相性も抜群!
スニーカーにグシャッと裾の溜まる独特なシルエットも楽しめます。
Levi's「silver tab」
当時のLevi's史上、前例のない程のワイドパンツ(バギー)
バギーの独特な太さは当時のSilver Tabの中でも絶大な人気を誇りました
90年代クラブミュージックの全盛期で特にラッパーや、スケーターを中心に大流行!
85年の製造開始から90年代カルチャーの終盤までの短い期間のみ作られており製造期間の短いレアアイテムとも言えますね。
ボタンやパッチは全てシルバーカラーで統一されるなど拘り深いアイテムです。
近年復刻モデルも再販され要注目な Levi'sラインと言えるでしょう!
Levi's「517」
人気のブーツカットジーンズ517はヒッピーカルチャーが盛り上がっていた1971年にリリースされたアイテム!
膝から裾にかけて徐々に広がるシルエットで、腿から膝にかけてやや細身になっています。
その為、美脚効果やスタイルアップにもなる嬉しいアイテムです。
Levi's「646」
前述のヒッピーの象徴的ジーンズが「646」通称ベルボトム
517よりもさらに裾にかけて広がったシルエットをしており、ベルボトムと呼ばれています!
今年の夏に流行したリンガーtなど70年代を彩ったアイテムを着る上で一本は持っておきたいアイテムです!!
ちなみに686(通称ビックベル)という646よりフレアの度合いが派手なものもあります。
以上がロッド番別の特徴でした!
今回あまり触れなかった501は最初のロッド番号ということもありヴィンテージも多くあります!!
次回はそんなLevi's501に迫りたいと思います!!